植村 香菜

オーダースーツ・スタイリスト

植村香菜

お客様に対して「温かい気持ち」でいられる環境を求めて転職

前職は、和装の販売スタッフでした。
銀座英國屋のオーダースーツ・スタイリストと同じように「お客様に長く、ご愛顧いただく」「接客時間を大切にする」という点では似ている仕事です。販売だけではなく、集客イベントの企画なども含め、様々に活躍できることが魅力で、私が趣味で狂言を習っていたこともあり、「日本文化を広めたい!」と思い、和装の業界を選びました。

しかし、働いていく中で、和装だけでなくもっと広い世界で学びたいという想いが募りはじめ、和装とは畑違いでもある洋装のオーダースーツ業界に飛び込むことを決意したのです。

銀座英國屋への入社理由の一つである、銀座英國屋の「高品質で、それに見合った価格であることを曲げない。」という姿勢が、私にとって魅力的でした。実際に入社してみて、その判断は正解で「自分が提案する商品の価値」に対しての自信は、「温かい気持ちで接すること」の土台となりました。

値引きをしなくても、お客様に喜んで頂けるというのは、とても素敵なことだと感じます。「何を言っても値引きをしてくれないだよなぁ!」と、お客様に笑顔で言われることもありましたが、誰に対しても同じご対応ができることに、私はとても誠実さを感じています。
クリーンな販売であり「お客様のことを考え、質の良いものをお納め、喜んでいただける」が続くので、お客様に対して、ずっと温かい気持ちでいられました。
これは転職した私にとって、とても嬉しい変化でした。

定時で帰ることが出来て、ちゃんと休める

前職では企画から販売営業まで一人でこなしましたが、私が要領の良いタイプではなかったので、遅くまで残業をし、休日返上で時間のやりくりをしたこともしばしばでした。「定時で帰ることが出来て、ちゃんと休める」ことが当たり前の銀座英國屋はとても魅力的です。

チームワークの良さがあってのワークライフバランス

銀座英國屋に入社し、チームワークの良さも実感しました。フォローし合うことが当然の職場だからこそ、定時で帰ることが出来、公休はもちろんのこと、連休も取りやすく、有給を消化することも出来る良い環境に、働き方がガラっと変わりました。入社当時「なんと恵まれているんだ!」と感激したことを覚えています。

接客中も独りではない。

新人には2名のトレーナーが付く制度になっています。トレーナーとは店の一日の仕事の流れからやり方までを細かく教えてくれ、また相談事にも乗ってくれる方です。また、トレーナー以外の周りの先輩方も、いつも見守ってくれていました。ですから、販売職にありがちな「独り接客」ではなく、チームプレーや一体感を感じる環境です。
これも、とてもありがたい制度・環境でした。

改善しようという雰囲気がある。

創業1940年ですので、長年の商売の中で培われてきた暗黙のルールもあります。ただ、それが絶対という訳ではなく、必要があれば、改めて見直そうという雰囲気があったことも、驚きでした。

お客様とのエピソード

初めてのお客様が、建設業界・上場企業の社長様でした。
ご注文のお礼にお手紙で「実は、お客様のご注文が私の初めての接客でした」とお書きしたところ、次のご来店時に「私にも年齢が近い娘がいて、彼女もアパレル販売をしている。だから、娘を見ているようだ」とのお言葉を頂戴しました。
お客様が「ビジネス・エグゼクティブ」というお立場の方ですと、若い私は少し怖いイメージを持っていました。しかし、むしろお客様の方から「若い人を育ててあげよう」という雰囲気を感じた瞬間でもあります。

そして…実は今、仕事のときに必ず身に付けているこのネックレスは、そのお客様から、私の結婚祝いにと贈ってくださったものなのです。
お客様は地元のテーラーでオーダースーツを仕立てられていたそうですが、ご自身の気に入るシルエットになるまでには、何着もオーダーしなければならなかったそうです。しかし、そのテーラーの職人さんがご高齢で引退されることとなり、残念ながら、お店は閉店されたそうです。ですので、仕方なく銀座英國屋にご来店されたとのこと。敷居をくぐる際は「前の洋服屋と同じように、やはり何回も仕立てなければならないのだろう…」と懸念していましたが、最初のご注文で、ご自分の気に入るシルエットのオーダースーツとなり、そのことにいたく感激された、というご縁からです。
その後は、ご自身の弟様やお嬢様もご紹介していただき、私が結婚するという話を聞きつけた際には、本当に喜んでくださいました。また懇意にされている銀座の老舗宝飾店でこのネックレスを作られ、私にプレゼントして下さったのです。それからは今まで以上に「お客様とは心が近付く接客を心がけること」を忘れないように、このネックレスをずっと身に付けています。また、洋服が好きで、こだわりのある若いお客様もいらっしゃいました。その方曰く「海外ブランドのスーツはファッション。銀座英國屋のオーダースーツを仕立てるのは出世のため。」とハッキリとおっしゃる方で、私を紳士服販売のプロとして頼って下さいました。
シルエットやオプションについても、ご本人の嗜好はありましたが、「仕事に着るスーツとしては、これってどうかな?」と、逐一、私に確認と助言を求めて下さったことはたいへん嬉しかったです。

植村香菜

お客様が様々なことを教えて下さる。

銀座英國屋での接客では、オーダースーツ・洋服のことはもちろんですが、お仕事のみならず、プライベートなお話もお伺いすることもあり、多くのことを学ばせていただきました。
やはり、ビジネス・エグゼクティブの方々は、様々な面でご苦労されている方が多く、これまで以上に努力し乗り越えてきたお話が枚挙に暇がないほどです。ですので「私も、こういう人になりたい!」と思うことも少なくなく、とても学びになります。

私の初めてのお客様(建設業界・上場企業の社長様)は、銀座英國屋に来店される際は約束の時間に遅れないようにと、ご来店前の30分前から近くのカフェで奥様と時間調整をされていらしたそうです。若輩者の私との約束でも必ず守る、というその姿勢に私はとても感激しました。

また、結婚前のことですが、「夫婦円満の秘訣」を教えても頂き、今でもその教えを守っています(笑)

社会的に影響力も持たれているお客様ばかりですが、腰がとても低い方が多く、様々なことを惜しげもなく教えて下さります。私もそのようにオープンマインドを心掛けたいと思いました。

銀座英國屋をもっと知っていただきたい。

今、私は店舗を離れ、本社部門で経理・広報・採用と様々なことに携わるようになりました。特に、広報では「私が好きな銀座英國屋の素敵なところ」をもっと世の中に発信したいと思っています。

また、事務作業というものは初めてなので、諸先輩のことをしっかりとサポートできるようにしたいですし、この先輩へのサポートが銀座英國屋の採用基準である「会社の課題を、会社と共に解決する人」でもあると考えているので、採用に関わる立場の私もシッカリとやらなければと日々、思っています。

相手の気持ちを思いやれる方と一緒に働きたい。

私自身が他社からの転職組だったからだと思いますが、人それぞれ、色々な考え方を持っていますが、それを否定するのではなく、尊重し合える方たちと一緒に働きたいと思います。

話を聞くことが出来る人が、オーダースーツ・スタイリストに向いています

銀座英國屋のオーダースーツ・スタイリストに求められるのは、インタビュー能力です。自分で話すことよりも、お客様に興味を持って、お客様のお話をとにかく聞くことが出来る方が向いていると思います。

中途採用で入って来られる方にアドバイスするとしたら、積極的にインタビュー(聞く事)ができるように頑張ることです。

趣味・余暇活動(プライベート)

オフの時は芸術鑑賞に出掛けます。最近は昔、習っていた狂言の師匠ともコンタクトが取れるようになり、その師匠の舞台もまた見に行くようになりました。

結婚もしましたので、家事も遮二無二にもちろん頑張っています(笑)。ちなみに、私の結婚式の主賓スピーチを小林社長がしてくださいました。親戚曰く「社長のスピーチで、香菜ちゃんがどんな風に働いているかよ~く分かった。一人一人をしっかりと見ている会社だと知って、とても嬉しかったよ」と喜んでくれていました。実は、社長自身、結婚式の主賓スピーチは初めての経験だったらしく、とても緊張していらっしゃいましたのを思い出します(笑)

温かい気持ちで接客に取り組みたい方からのご応募、お待ちしております。