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友人の結婚式で受付係をするときの服装は?男女別の基本マナーを紹介
友人の結婚式で受付係をするときの服装は?男女別の基本マナーを紹介
友人から結婚式に招待されたとき、受付係を頼まれることがあります。両家に代わってゲストを迎える、大切な役割です。
会場で最初に応対する立場でもあるので、服装や身だしなみにも気を配る必要があり、結婚式にふさわしい清潔感のある明るい印象を意識することが求められます。しかし、実際に自分が受付係を務める場合、どのような服装なら失礼がないかはなかなか分からないものです。
そこでこの記事では、男性と女性それぞれの、結婚式の受付係にふさわしい服装やマナーを解説します。基本のスーツ・ドレス選びから受付係だからこそ注意が必要な点を理解し、自信を持って当日を迎える参考となれば幸いです。
目次
結婚式の受付係が持つ重要な役割

結婚式の受付係は新郎新婦に近い立ち位置となるので、参列者へのおもてなしの気持ちが必要です。ここではまず、受付係が担う役割とその重要性について解説します。
新郎新婦・両家の顔となる大切な立場
受付係は、ゲストが会場に足を運んだ際、最初に応対するポジションとなりますが、両家の顔とも言える大切な立場だからこそ、受付に立つ際はご親族や主賓の方々に敬意を払い、落ち着いたフォーマルな服装が必要となります。
お祝いの席にふさわしい華やかさを持ちつつも、主催者に近い立場として控えめで品格のある装いを心がけることが大切です。
関連ページ:主賓(男性)|結婚式(挙式・披露宴・二次会)にオススメな服装|礼服の基礎知識
第一印象でゲストに安心感を与える
式場に着いたゲストは、慣れない会場で不安に感じている場合もあります。受付係が整った身なりで丁寧な対応をしてくれると印象よく安心感を覚え、穏やかな気持ちで式に臨むことができます。
大切なのは、清潔感や信頼感のある服装を意識することです。衣服や髪型、手先まで身だしなみを整え、祝福とおもてなしの心を持ってゲストを出迎えることで、心地良く素晴らしい結婚式のスタートを飾れます。
【男性編】結婚式の受付係にふさわしい服装マナー
男性が受付係を担当する際は、フォーマルなタイドアップスタイルが基本です。落ち着いた印象を保ちつつ、お祝いの席にふさわしい華やかさも意識します。ここでは、受付係にふさわしい服装マナーを解説します。

関連ページ:【結婚式】男性の服装選び〜お祝いの気持ちが一目で伝わる服とは?
ブラックスーツまたはダークスーツが王道
受付係の服装は、フォーマルな略礼装であるブラックスーツや、ネイビー、チャコールグレーといったダークスーツが基本です。場になじみやすく、落ち着いた印象に整えやすい装いといえます。夏場であってもジャケットを着用すると、ゲストを出迎えるおもてなしの気持ちをしっかり表せます。
シャツは清潔感あふれる白無地
シャツは、フォーマルで清潔感のある白の無地が基本です。コットンブロードと呼ばれるなめらかで上品な光沢のある素材のものを選ぶと、より洗練された印象となりますが、襟の形は標準的なレギュラーカラーなどを取り入れると、首元がすっきりまとまる手堅いシルエットになります。
事前にシャツの状態をチェックし、きれいな状態に整えておくことも大切です。必要に応じてクリーニングに出す、あるいは思い切って新調することも視野に入れ、準備を進めたほうがよいでしょう。
ネクタイはシルバーやパステルカラーで華やかに

結婚式というお祝いの席で、装いに華やかさを添えるアイテムのひとつがネクタイです。ネクタイは、シルバーやシャンパン系など、上品な華やかさを添えられる色がなじみます。淡い色を選ぶ場合も、落ち着いた色味にすると安心です。
柄は、繊細な織り柄や小紋柄など、控えめで上品なものがなじみます。素材もカジュアルな印象が強いものは避け、結婚式にふさわしい落ち着いたものを選ぶことが大切です。なお、ネクタイを選ぶ際は派手な柄を避け、主役である新郎新婦を引き立てることも重要です。
フォーマル度を高めるベスト

より格式高い装いにしたいときは、ベストを合わせるスリーピーススーツを選ぶことが有効です。ジャケットの中にベストを着ることでVゾーンに立体的なボリューム感が生まれ、華やかな印象になります。
また、ベストを着用していると、ジャケットを脱いだときもフォーマルさを保つことができます。受付をしているときは基本的にジャケットを着用しますが、それ以外の場面で上着を脱いだときにきちんとした印象になります。
関連ページ:結婚式での、ベスト付きスーツ(スリーピーススーツ)のオシャレな着こなし|オーダースーツの基礎知識
黒の革靴とロングホーズで足元を引き締める

足元まで意識して整えると、全体のシルエットが引き締まります。靴は黒の伝統的な内羽根式を選び、ストレートチップなどフォーマル度の高いデザインにすることで、格式高い印象を演出できます。
このとき、ふとした瞬間にすねの肌が見えないよう、靴下は膝下まで長さがあるロングホーズを着用することが推奨されます。靴と雰囲気を合わせて黒の無地にして、足元の印象を整えることも大切です。事前に靴を磨き、汚れを落としてきれいにすることも欠かせないポイントです。
関連ページ:ロングホーズとは?基本からスーツに合わせた選び方・コーデ例も解説
【女性編】結婚式の受付係にふさわしい服装マナー
女性が受付係を務める際に押さえておきたいドレスや小物の基本マナーを解説します。受付では、ゲストの応対などで動くことが多いく、担当する際は華やかさとともに動きやすさも必要になります。ここでお伝えする内容が、品格を保ちつつ機能性を兼ね備えた着こなしの参考となれば幸いです。

ドレス・ワンピースは上品で清楚なものを
結婚式らしい上品な華やかさを表現するには、柔らかな色味のドレスやワンピースを着用することがポイントです。たとえばネイビーやくすみピンクなど品のある色合いであれば、お祝いの場にふさわしい明るく落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、忙しく立ち回るので、できるだけ地肌の見えないデザインを選ぶことも大切です。膝丈からミモレ丈などの長めの丈を選ぶと上品な印象になり、動きやすくもなります。
受付中の防寒にはコートではなく羽織もので

受付スペースは、しばしば会場の出入り口付近やロビーなどに設けられますので、設置場所が外気にさらされる位置だと寒さを感じやすく、状況によっては防寒対策が必要になります。受付業務中に羽織れるジャケットやボレロなどを用意できると安心です。
また、会場の温度に合わせて手早く調節できるとスムーズな受付対応にもつながり、ゲストを気持ちよく出迎えることができます。防寒着としてはショールなども一般的ですが、お辞儀などの際にズレやすいことから、袖がついている装いが受付係には適しています。
足元はヒール付きパンプスとベージュストッキングが基本
受付係は、長い時間立っていることが想定されます。足元までしっかりフォーマルにまとめ、なおかつ足への負担を和らげるよう履き慣れた靴を選ぶことが大切です。つま先とかかとがしっかり隠れ、無理なく履ける高さのヒールを選ぶと、落ち着いた印象に整いやすく、足への負担も抑えやすくなります。ストッキングは柄の少ない自然なベージュ系を合わせると柔らかな雰囲気が生まれ、足元を美しく清潔に見せられ、万が一に備え、予備を準備しておくことも大人のたしなみです。
関連ページ:スーツに合うパンプスは?マナーと履き心地を両立する選び方のポイント
アクセサリーはパールが定番
結婚式のアクセサリーは、パールが定番とされています。上品で控えめな輝きがあり、フォーマルな場にふさわしい印象に整えやすいのが理由です。ネックレスやイヤリング・ピアスで顔まわりにさりげない華やかさを添えれば、受付係として落ち着いた印象を保ちながら、場にふさわしい装いにまとまります。
ネックレスにする場合は、お辞儀の際に顔にかからない長さを選び、粒の大きさも控えめにすると安心です。主役である新郎新婦を引き立てつつ、品のある印象を意識することが求められます。
ゲストにお辞儀をしても美しさを保てるヘアスタイル

受付ではゲスト対応のたびにお辞儀をします。一般の参列者よりも頭を下げる回数が多くなるので、崩れにくく、髪が顔にかからないヘアスタイルを意識しておくことが重要です。
特にサイドの髪が落ちやすいスタイルは、都度整える手間が増え、対応中の印象にも影響しますので、アップスタイルやハーフアップなど、髪をしっかりまとめられるスタイルであれば、すっきりとした印象を保ちやすくなります。
また、ヘアアクセサリーは大きすぎるとお辞儀の際に揺れやすくなり、小ぶりでシンプルなデザインを選ぶと安心です。動きの中でも整った印象を保てるかどうかが、受付係の身だしなみではポイントになります。
避けるべきNG例
ここまでで、結婚式の受付係に適した装いを解説しました。お祝いの気持ちを控えめに表現し、式に華を添えることが大切です。だからこそ、めでたいイメージと相反する意匠や素材、あるいは主役である新郎新婦よりも目立ってしまう服装は避けることが推奨されます。特に受付係は、ゲストと最初に接する立場として印象に残りやすい役割です。
ここでは、装いにより一層の配慮が求められる中、避けるべき服装を紹介します。
【男性】ジャケパンスタイル、派手すぎる柄のシャツやネクタイ

男性の定番であるジャケパンスタイルは、スーツスタイルに比べてカジュアルな印象を与える装いです。ビジネスシーンなどではおしゃれな着こなしですが、ある程度の品格が求められる結婚式の受付では浮いてしまいます。受付係として落ち着いた上品な雰囲気を演出したい場合は、上下揃いのスーツの着用が推奨されます。
シャツやネクタイにも気配りが必要です。色や柄の主張が強いと落ち着いた印象が薄れ、新郎新婦よりも目立ってしまう恐れがあります。場の印象に合わせた落ち着きのあるデザインのアイテムを選ぶことが大切です。
【女性】白・黒ずくめの服装、露出の多いドレス、アニマル柄やファー素材

女性がまず意識したいのは、白ずくめの服装を避けることです。結婚式において、全身に白をまとうコーディネートは主役たる花嫁を象徴する衣装であり、受付係も含めゲストは白一色の装いにしないことがマナーです。ただし、会場の明るさによってはベージュなどの淡い色も白っぽく見えることもあり、事前の確認が必要になります。
黒一色は落ち着いた雰囲気ではあるものの、組み合わせによっては喪服のように見えてしまいます。結婚式では黒だけでまとめすぎないよう意識することが大切です。黒を基調とする場合は、アクセサリーや小物で明るさを加え、全体の印象が重くなりすぎないよう整えると安心です。ドレスのデザインも、動きやすいよう露出の少ないものを選ぶと受付らしい上品さが生まれます。
その他にアニマル柄やファー素材は、殺生を連想させることから結婚式では避けるのが一般的です。柄や質感によっては印象が強くなりやすいため、装い全体が目立ちすぎてしまう点にも注意する必要があります。
受付係だからこそ気をつけたい3つのポイント
受付係は一般のゲストとは少し立場が異なるので、着こなしにおいても意識したい点があります。ゲストから見られる部分や動きを意識して服装を選ぶことが、上品さを維持しながら最後まで受付係をこなすうえで大切です。ここでは、受付係だからこそ意識したい、着こなしや身だしなみのポイントを3つご紹介いたします。
上半身の印象を意識する
受付業務中は芳名帳が置かれたテーブル越しでの対応になり、腰から下の辺りが隠れて見えないことが多くなります。ゲストから見える部分は上半身だけになりますので、全身のシルエットよりも胸元や顔周りが印象に残りやすくなります。だからこそ、上半身の見え方を意識することが重要です。
男性であればネクタイの結び目やシャツの襟元に緩みがないか、女性はアクセサリーやメイク・ヘアスタイルなどを意識すると整った印象になります。普段の身だしなみよりも少しだけ上半身に気配りを加えると、受付係としてお迎えする際の印象をよくできます。
手元と袖口の清潔感も重要
ご祝儀を受け取る際や芳名帳の案内をするときなど、受付係は手元を見られるタイミングも多く、ケアが必要となるポイントです。
男性の場合は、ジャケットとシャツの長さのバランスにも気を配ることが大切です。女性はナチュラルなネイルを心がけ、爪を短めに整えた控えめなデザインにすると、全体の装いに調和しやすくなります。
また、男女ともに腕時計は結婚式では外すことがマナーという考えもあり、腕時計を着用する場合は小さめで目立たないものが推奨されます。ブレスレットをする場合も、目立ちすぎない、上品なデザインを選ぶと安心です。
お辞儀を繰り返しても崩れない着こなし

受付ではゲストに対して何度もお辞儀をするので、髪型や身だしなみが崩れやすくなります。それを見越して、動いても崩れにくいような着こなしをすることが大切です。
特に男性の場合、お辞儀のたびにネクタイが垂れ下がる心配があります。必要に応じてネクタイピンを活用し、ネクタイが体から離れないようにするとスマートです。
受付に必要な小物
服装に関連して、受付係として準備しておくと安心な小物もあります。事前に少し気を配っておくと、当日の進行をスムーズにできます。
一つは、予備の筆記用具です。基本は受付に用意されている分で足りますが、不測の事態に備えてポケットや鞄の中に忍ばせておくと安心です。もう一つはハンカチです。受付ではご祝儀の受け取りや記帳案内などで手元に視線が集まりやすくなりますので、清潔なハンカチを用意しておくと、所作の印象を整えられます。
まとめ

この記事では、友人の結婚式で受付係を務める際の服装マナーや、気をつけたいポイントについて解説いたしました。
受付係は両家を代表してゲストをお出迎えする大切な役割です。おしゃれさよりも清潔感と誠実さを意識し、控えめで品格のある装いが必要です。男性であればダークスーツに白無地のシャツ、女性であれば露出を抑えた清楚なドレスなど、落ち着いた印象の服装が適しています。
また、受付はお辞儀や案内をする場面が多く、手元や上半身へ視線が集まりやすい役割です。こうした点を意識して身だしなみを整えることで、スマートにゲストをお迎えできます。
受付係を任されたときに、清潔感と品のある装いを整えるうえでの参考になれば幸いです。
監修者

小林英毅(銀座英國屋 代表取締役社長)
1981年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。 オーダースーツ銀座英國屋の3代目社長。 青山学院大学ファッションビジネス戦略論・一橋大学MBA・明治大学MBA・ネクストプレナー大学にてゲスト講師。 銀座英國屋は、創業80年。東京銀座・オークラ東京・大阪梅田・大阪あべのハルカス・京都に店舗展開。
ビジネスウェアを選ぶ際の「どなたから、信頼を得たいか?」という視点を軸に、オーダースーツについて、お役に立つ情報をお届けいたします。
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